《 天崎結那さまへ 》 〜800hit御礼〜
公孫樹
ひらひらり 数多の光が積もりゆく 中庭は 黄金の一色
秋の風が透き通り どこまでも 空高く 空に高く 冴えてゆく
光片を一年溜めた 蓄えられた光は全て ひらひらり 風にあおられほとばしる 箱庭が満たされる
曇天の下にも 世界樹は ゆるぎなく屹立する ひらひらり その身から光を放って