夜を籠む



コォコォと
鳴く鳥は川の向こう
夜澄んで
眠れないのかな、ボクもだ
空見上げれば星降り

もうすぐ巡り終える年に
劇的に変わるものなどなくても
自らつけた区切りに追われ
忙しないね、ボクらは

空見上げれば星降り
慰められるほどに夜冴え
問いかけてくる鳥の声
眠れないのかい、ボクもだ
起きてる理由は違っても
川越えて届く
君の声が嬉しいよ





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